「夢」に合わせて家を手に入れる方法は?

そろそろ家をと考えるけど、何から始めればいいのだろう?

納得できる家とはどんな家になるのかな ?

いくら位お金が必要なんだろう?

建売の似たような感じは面白くない

やっぱり『自分のための自分だけの家』がいいなぁ。自分の夢・家族の夢が叶う家が…

そもそもハウスメーカー・地域の工務店・設計事務所の家とは何が違うんだろう?

マイホームという夢をかなえたいのに、どこに相談すればいかわからず、 ワクワクと楽しいはずの「家づくり」の入口で迷ったり、悩んだりしていませんか?

雑誌やテレビでは最近よく観るけど、設計事務所の家 ってよく分からず敷居も値段も高そうだと思われている方も多いと思います。

そんなあなた、少しお付合い願えないでしょうか?
すっきりと、ご自分の納得出来る「あなただけの家づくり」の進め方や方法を一緒に見つけていきましょう。

最初に考えて欲しいこと

家づくりの最初の一歩のまえに、少し考えていただきたい事がございます。

あなたは、なぜ”家”が欲しいのですか?

『憧れの生活・暮らし』を夢見て、家を 手に入れたいと思う方が殆どだと思います。

その” 夢を実現” させるためには

『家族にとっての憧れの暮らしとはどのようなものか』

ということを明確にすることが大事です。

それを基準とした間取りを考え、デザインや色合い、素材選びを行って『あなたの家』ができます。そこには、必然的にあなたらしい個性が生まれ「あなたのための、家族の家』が実現いたします。

家づくりでまず一番大事なことは、あなたとご家族がどのような生活・暮らしがしたいのかを明確にすること。

つまり「夢」は何かということ。

すべてはこれが ”家づくりの基本” です。
”家づくり” もしくは”家を持つ” ということは、その暮らしを実現することです。

心の中にはなんとなく思い描いていても、具体的にはうまく言えない。
思い描けないという方もいるかもしれませんね。

そんな時にぜひ試して頂きたい方法をご紹介します。

①こんな暮らししてみたい!を実際に書き出す

あなたやご家族が「こんな暮らしがしたい」「あんなこと出来たらいいな」ということを正直に、そして自由に思い描き、想像することです。いくら要望が多くてもかまい ません。予算も気にしないでください。中には矛盾する要望があったとしても大丈夫。

まずは紙に書く。
箇条書きで思いついたことを書く。
ただひたすら書く。

多ければ多いほどいいです。
くれぐれも、想像にブレーキをかけないでください。

楽しみながら、正直に、自由に書くことが大事です。10個しか出ない人も、100個以上いた人もいるかもしれません。

書き終わったら、「どうしてもこれは叶えたい、これは外せない」という項目を選び◎をつけてみてください。

②優先順位をつけて話し合ってみる

先ほどの◎をつけたものの中で優先順位をつけてみてください。

優先順位の中で1 ~5番目ぐらいのものがあなたの最も大事にしていることに近いはずです。でもあなたのご家族はきっと全く同じということはないでしょう。そこでその優先順位を見比べてご家族と話し合い、家族としての優先順位を決めます。

この話し合い・意見の交換がとても大事です。

時には意見が合わないことやちょっとした言い合いになるかもしれません。しかし、夫婦間・親子間で相手が何を望み考えているのかを、理解し感じ合えるの絶好の機会です。

同じ方向を向いて、互いに相手の話を聞き、価値観を認識し合うというコミュニケーションを家づくりを通して行うことができます。

だからこそ、この意見の交換は家族の関係が今までより、強く、さらに深く、風通しの良いものになっていきます。

家族で決めた優先順位はあなたが本当に望む憧れの暮らし・夢に直結していきます。

話し合いで出た意見、それこそが「ご家族らしさ」なのです。 必然的にあなたの、家族の優先させたいものが明確になります。

既製品では代用の利かない個性的な世界にひとつだけの住まいです。

お隣さんの優先順位とは違います。
友人・知人との優先順位とも違います。
違っていて当然です。

憧れが違う、夢が違うからです。

どうかあなたの「夢」に合わせて家をつくってください。

③適切なパートナーを知る

次に『誰に相談し、誰に実現していただくか』という最も適切なパートナー選び、業者選びということになります。当然のことですが先ほど決めた『家族みんなの憧れの暮らし・夢」を一番叶えてくれる人を探すということです。

それは必ずしも有名メーカー、雑誌や広告に多く載っているということでも、大事な人に紹介されたから、といった事ではありません。

最もあなたを理解し、あなたの目指す夢に一緒に向かって進みそれを実現してくれるか、ということが大事なポイントとなります。

通常、” 家” を手に入れるには大きく3つの方法があります。

A.ハウスメーカーやマンション、建売住宅など『 既製品の家』を『 買う』
B. 地元の工務店・大工さんにて設計・施工で『建てる』
C. 設計事務所の設計監理を通して、地元の工務店・大工さんにて自由に『つくる』

非常におおざっぱ ではありますがそれぞれの特徴を挙げていきます。

A.ハウスメーカーさんの場合

工期は早く、大手の場合は技術研究所もしっかりしているため技術的にレベルが高いと思われます。 また目の前に展示場等あるので分かりやすいかもしれません。 ただ、前述の通り、間取り・デザイン・素材等の自由度は社内基準等により限られてきます。 どことなく似ているのも特徴です。

また、設計と施工は同じ会社が請け負います。つまり” 工事をする立場”と”監理する立場” が同じ会社で行われます。

これについてはC.設計事務所の場合の箇所でもう少し詳しく触れます。

B.地元工務店さんの場合

地域密着でアフターフォロー等、すぐに来てくれる足回りの良さがあると思います。
デザイン面に特に力を入れているところも最近は多く見受けられます。しかしほとんどの場合、施工に重きを置いているように思われます。

設計と工事を同じ会社で請け負うところが多いですが、別々のところもあります。

C.設計事務所の場合

決められたものからではなく「自由」にあなたの望みの最着のものが実現出来ます。

それは、「夢」を実現するための使い 手であったり、プランであったり、デザインであったり、素材であったりと、あなたの夢に合わせて選択し、つくっていきます。 必然的に個性的な家に繋がっていきます。

しかし、自由ということはその都度、選択・決定が必要となり、楽しい部分でもありますが時間と根気も必要です。ただご心配いりません。 そのお手伝いをするのが設計事務所の役目の一つです。

“監理する立場”と”工事する立場”は明確に分かれます。
実はこれがほとんどの方が見落としている家づくりにおいて重要なポイントです。

監理とは簡単に言うと、工事が図面通りに正確に行われているのか?ということをステップ毎に確認する作業で非常に重要な作業です。

近年、第三者による監理を行わないため設計料が安く、もしくは無料で設定されている設計事務所も多くあります。
本質的にはほとんど設計事務所の意味を成さない形態だと考えられます。
このようなケースの場合は実質的には工務店の形態です。

本来の設計事務所の 家づくりの進め方はハウスメーカーや地元工務店と大きく異なります。

当社を参考にお話しさせて頂くと、

  1. 直接あなたと契約を行い、あなたと一緒に設計図を作成
  2. 複数の施工会社に見積もり依頼
  3. 一緒に価格の比較検討

あなたの予想以上に大きな違いの価格差は出てくることも多くあります。その結果をもとに作り手であるあなたと一緒に選び決定します。そして作り手とあなたが契約を交わし、初めて作り手が決まります。

つまり作り手は設計設階ではまだ決まっていない場合が多いです。

もちろんお客様の要望等で先に作り手を決めて進めていく場合もあります。この場合は特命といって見積もりもこの一社のみとなります。

このようにまず夢を実現するための図面を作成し、次に図面を具体的な形にせるための一番ふさわしい作り手を選ぶという二段階の進め方になります。

④パートナーに話を聞きにいく

具体的には、あなたが良いと思うところに気軽に行って話を聞いてみることをお勧めいたします。あなたの思い描く「夢の暮らし」についてどう実現してくれるのかをそれぞれ、各社の担当者に聞いてください。

丁寧にその質問にお答えしてくれるのか、それとも自社の得意とするところに話をすり替えてしまうのか。その時の話し方、話のしやすさ、応対の仕方等々観察してみて下さい。

同じ質問をすると相手を比較しやすく、分かりやすいです。

それぞれに足を踏み入れることがそもそも勇気が要ることかもしれませんが、数社と接触すると段々と慣れてくるのではないかと思います。特に設計事務所に足を踏み入れるのは敷居が高く感じるかもしれませんが、ほとんどの場合杞憂です。

一般的に思われているような特別のものをいつも設計しているわけでもありませんし、相談したからと言って料金を請求されることはありません。

一生の買い物をするわけですから、躊躇うことなく気軽に伺ってみてください。

A~Cを訪問してみると、ご自分でそれぞれの方法の良さや特徴を五感を通して感じてくることでしょう。 それがとても大事だと思います。是非経験してください。

◆”誰に相談し、どこに頼めばいいのか…”ということで一番大事なことは、
当然のことですが先ほど決めた『家族みんなの憧れの暮らし・夢」を一緒に叶えてくれる人を探すということです。

⑤パートナーを決める

さて、あなたはいくつかのパートナー先へ訪問し、担当者への印象や自分が拘 っている部分などが明確になってきたのではないかと思います。

次はいよいよ最終的に” 誰にどこに” 頼むかということです。

一番大事なことは、当たり前のことですが『家族みんなの憧れの暮らし・夢」を一番叶えてくれる人を選ぶ事。

それは先にもお話しましたが、有名な会社だから、大きな会社だから、マスコミや雑誌に多く載っているから、知人に紹介されたから、といった理由では決められない事です。

だれが一番あなたの考え方や理想をわかってくれ、誰があなたの目指す夢に一緒に向かってくれるのか、後押してくれるかです。 それをしっかりと選択できれば、必ず憧れの暮らしが実現します。

より納得した家を手に入れようとすると、上辺だけでない、より深いお話を伺う必要があります。

お金のことや家族関係のこと、隣人を含めた人間関係のこと等々、場合によっては抱えている問題のことや、言いずらいようなお話を伺う場合もあります。

これらはより良いコミュニケーションが取れるかどうかが大事になってきます。 そして最も大事な信頼関係がお互いに築けるかどうかです。

腹を割って話すこと

それが出来なければ、お互いがお互いをより理解することは難しいでしょう。本音の話が出来なければ、あなたの本当の要望もわからず、ましてや要望以上の熱得した家を手に入れることは難しくなります。

思っていることを気軽に話せて、相手の方もあなたの話を聞いてくれそうな方、なんとなく気が合いそう、と思えることが大事です。 そう感じるということは、あなたと訪問した相手との価値観が似ているから通じ合うものがあるのです。

逆に言えば、世間の評判がよくても、いくら有名でも、いくら実績があっても、いくらブランド力があっても、あなたの基本的な価値観に合ってい なければあなたの夢を実現することは難しいと言えます。

実際に設計のヒアリングや打合せをした時に、「ワクワクと楽しく」感じることがどれだけあるのでしょうか。

もちろん、お気に入りのデザインやブランドを大事にしたいということもあるかも知れませんが、併せて上記のことも是非合わせ考えることも、納得する希望以上の家を手に入れるには必要なことと思います。

ですから、相手と価値観がなんとなく合わないとか、話がなんとなくしずらいとか、なんとなく心がオープンにできない場合にはどんなに有名で大きな会社であっても、あなたの相談相手としてはふさわしくないと思います。

このような、直接話をした時の「感触」が大事です。 理屈で考えるよりも直感は正しい場合が多いです。

「夢」に合わせて家を手に入れる方法は? まとめ

最低複数の会社や事務所に直接訪問をかけてください。ダイニングやキッチンの場所、収納の大きさの提案方法でも各社かなり違います。

直接お話を伺えばなんとなくあなたと合うところを感じるものです。

直接先方のところに伺えばは先方の雰囲気・社風・人柄を直に感じることができます。 その中でよりあなたがいいと思い、信頼できるところをまずはお選びください。

通常、家を創るのは一生に一度のことです。

あなたの夢を実現しようとしているか。それを踏まえて、ここで変な妥協はして欲しくありません。

さあ、もう一度あなたに質問いたします。

あなたはなぜ家が欲しいのですか?